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何気ない日常のあれこれ

漂流者たち

晴れ

8年前の今日、3月11日、あの東北大震災が発生しました。
その時自分は、新宿の小滝橋通りを大久保の方から新宿に向かって、友人と歩いていました。
経験したことのない揺れに、最初はビルの壁に手をついて立っていたのですが、上を見上げると窓ガラスが割れて落ちてきそうな気がして、ビルから少し離れた街路樹に手をついて、やっと立っていることができました。

携帯がつながらずに、息子と連絡がとれなかった事だけが気がかりでしたが、夜になって連絡がとれて、お互いに無事なことを確認できました。
怖かったです、でも、幸いなことに自分は、何も無くさずにすみました。
ツイッターを本格的に始めたのはこの日からです。

「漂流者たち」というのは、柴田哲孝の小説です。
もちろんフィクションです、主人公の探偵・神山健介がある男を追い被災地を北上するのですが、途中の様子はかなり事実を元に書いてあると思います。
とても素敵な小説です、読んだ後の充実感がとても気持ちが良いです。

この、神山健介シリーズは、みんな面白く「漂流者たち」は今のところこのシリーズの最後の作品です。
興味がある人は、ぜひ最初から読んでみてください。

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BGM --- Candle In The Wind / Elton John ---

渇いた夏 (祥伝社文庫)

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